あなたの仕事が一発で伝わる肩書きの作り方
あなたは肩書きを持っていますか?
自分が何を提供できるのか、何をしている人なのか、を一言で表すのが肩書きです。
肩書きが重要な理由
私たち個人事業主は、会社や組織に所属していないので”個人”で勝負していかなければなりません。
会社の名前と、職種や役職名を名刺に書いておけばよかった頃とは違い、自分という”個人”が「何ができる」かを表現するためには肩書きがとても重要なんですね。
私たちは有名人でもなんでもない、一個人事業主。
名前だけで勝負するなんて、100万年早い!
何をやっているかわからないなら、よほどの美人じゃない限り覚えてはもらえないでしょう。笑
何をやっているのかわからない人に仕事なんて来るわけがないのです。
以上をしっかり理解した上で、
- 何をしている人なのか
- 何が得意な人なのか
- どんなサービスを提供している人なのか
これらがパッとわかる肩書きをつけておくことが、知ってもらい、覚えてもらう第一歩になるんです。
自分の思いをのせたオリジナリティのある肩書きは、自分のキャッチコピーにもなるから、仕事にも自信を持って取り組めそうですよね。
残念な肩書きとは
さすがに皆さん何かしらかの素敵な肩書きをつけていらっしゃいます。が、残念な例も実はあるんです。
例えば、私の残念な肩書きを例に検証してみましょう。
「Webプロデューサー・ディレクター」
会社員時代から引きずっているとてもいい残念な例ですよね。笑
業界的には通じても、一般の方には全くわからない肩書きです。
そして、何をやっているかがまるで謎!
実は「何やってるんですか〜?」と質問されること数知れず。
なのに妙にこの肩書きに誇りを持っていて自信があったため変えることはありませんでした。
しかし…、
お客様の声が全てを物語っています。何やっているのかさっぱり伝わっていなかった、ということ。これが事実です。
残念な肩書きとは、
- 横文字でわかりにくい
- 何をやっているか謎
- よく見かける普通の肩書き
- キラキラすぎる肩書き
あれ、もしかして私の肩書きって残念!?と思われた方は是非見直してみてくださいね。
お客様に思いや仕事が伝わる肩書きの作り方
では、具体的にどんな肩書きをつけていったらよいのでしょう。
今やっていることをストレートに表現したものがわかりやすければきっとそれが一番です。
が、私のような分かりにくい仕事の人は特に、お客様に興味を持ってもらえるような新しい自分だけの仕事や肩書きを作り出す、ということにもなりそう。
俗に言うUSP(Unique Selling Proposition=「独自の売りや提案」と言われるマーケティング用語)ということなんでしょうね。
とは言っても、そんなに難しく考えることはなくて、
自分の思いや仕事を簡単にわかりやすく説明する、ということを意識すれば良いのです。
例えば、私の場合
私の仕事への思いはこんな風でして…
・せっかく作ったホームページやブログが活用されていない方々を救出したい
・プロでない方に依頼して失敗した方々を助けたい
・本気で取り組んでいただける方と一緒に仕事したい
さらに、
・「Web」という言葉はよくわからなそうだ
・「ディレクター」よりも「プロデューサー」のほうがまだ一般的に通じそう?
・もしかしたら「コンサルタント」のほうがさらにわかりやすいかも?
・ホームページよりブログに特化したほうが入り口としては良さそう?
という諸々を整理して、こんな感じに。
もったいないブログを救出。1から10にしたい本気の女性起業家専門ブログコンサルタント(暫定)
特にキラキラもなく、シンプルに単刀直入に(ちょっと長い!?笑)自分の仕事を説明してみました。
と、肩書きを考えることで私自身も提供したいことなども明確に見えてきたようです。
シンプルに言葉にすることで、単なるWebディレクターと名乗っているよりも「何をしている人なのか」がお客様には伝わるのではないでしょうか。(どうでしょう、少しは伝わってる?)
まとめ:肩書きはお客様に伝わることが一番大事。
自分が何をやっているのか知って覚えてもらうための肩書き。
簡単に自分を説明すること、だと考えると案外すんなりつけられるかもしれませんね。
キラキラしている肩書きも素敵ですが、まずはお客様に伝わるかどうか!です。
私ももう少しネリネリしながら…しっかり思いを反映した肩書きをつけたいと思います〜!
ホームページの企画、設計、構成策定が得意。中小企業のコーポレートサイトを中心に、多くのWebサイトの新規構築や運営を手がけてきました。現在はフリーランスWeb屋として企業や個人の Web戦略のお手伝いをしています。
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